税理士法人 絆 新田事務所

絆がある。

社長、事業主の方へ

CF経営で生き残る

キャッシュフロー経営とは、現金資産の増加を重視する経営のことです。


会社の経営を行っていくうえで、あえてシェアや売上高、利益の拡大など帳簿上の損益にとらわれずに

現金の増加を意思決定の基準とし、資金が安定することを重視した経営です。

 



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◆ 何故、キャッシュフロー経営なのか

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すべての取引を現金主義で行うことが出来ればよいのですが、

取引が増加すれば得意先の要望或いは経理処理の煩雑化もあり、

どうしても掛での取引が発生します。


掛での取引では帳簿上の利益が発生したとしても、

回収できなければ「現金がある」ということにはなりません。



《発生主義(損益計算書)》

発生主義で行う為、取引を行えば売上仕入共に計上することになり、結果利益は50となります。

CF経営で生き残る_02.jpg

 

 

《現金主義》

現金主義は現金の動きのみで判断するため、取引の決済方法で変化します。

CF経営で生き残る_03.jpg

 

 

損益計算書上の営業利益は順調に伸びていても、

取引先の倒産などで現金(売掛金)を回収できなくなれば資金繰りに行き詰まり、

帳簿上は黒字なのに倒産してしまうことがあります。 


逆にいくら赤字を出しても、資金が続く限りは倒産することはありません。

成長企業であっても、資金繰りに失敗すれば倒産するということです。


会社を動かしているは売上でも利益でもなく、「お金」なのです。

 

つまりは、キャッシュフロー経営とはこの原点に立ち戻っただけのことです。


 

 


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◆ キャッシュフロー計算書

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経営改善を実現するためのキャッシュ・フロー経営には、

「実際にどれだけの資金が会社に入って、いくらの資金が会社から出ていったか」

を表すキャッシュ・フロー計算書が必要です。


実際の資金の動きを把握することができ、経営の現状分析や課題の分析が可能となります。



貸借対照表は、資金の動きの結果を表します

損益計算書は、その原因を示します。

CF計算書は、これらのプロセスが把握でき、一定の期間における現金、

預金の流れを表すものです。



キャッシュフロー計算書は、資金の流れを3つの源泉別に示しています。

2CF経営で生き残る_01.jpg

 

最も重視されるのが営業キャッシュフロー(営業CF)です。

営業CFを増加させる主な要素は、税引前当期純利益の増加、売掛金の減少、棚卸資産の削減などです。


キャッシュフロー経営では、利益を伸ばすことはもちろん、売掛金の回収を強化したり、

在庫削減などに努めることになります。


 

 

 


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◆ キャッシュフロー経営の原則

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1)適正利益を生み出す

何といっても資金の源泉は利益です。

適正利益を確保することがキャッシュフロー経営の原則の一つです。



2)運転資本を増加させない営業活動

運転資本が増加しなければ利益がそのままキャッシュとして残るはずです。

運転資本とは営業活動に必要とされる資本で、売上債権と棚卸資産の管理がカギを握ります。

在庫の増加と売上債権の増加はともにキャッシュを減らす原因となります。



3)営業キャッシュフローの範囲内での設備投資

営業活動から生み出されたキャッシュフローの範囲内で設備投資を行います。

要するに、設備投資を借入金に依存しないことです。

新規事業の立ち上げなどについては一部借入金に依存せざるを得ないことはあっても、

経常的な設備投資については営業キャッシュフローの範囲内で行うよう心がけます。



 


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◆ 金融機関との関係

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現在、金融機関も融資時にはキャッシュフローを重視します。

返済原資は確保できるのか否か、最も重要なのは当然です。


損益計算書は、処理方法の違いや恣意性の介入により利益額が変動することがあります。

対して、キャッシュフローからみる現預金の動きは客観的で信頼があります。

また、実際の資金回収力がどの程度あるかがわかるので返済能力の判断をすることも可能です。



バブル崩壊後の融資が担保主義から返済能力主義に変わったこと、

経済のグローバル化により海外投資家の判断基準としてキャッシュフローが重視され始めたことも

キャッシュフロー経営が注目される大きな理由のひとつです。



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