税理士法人 絆 新田事務所

絆がある。

知っ得コラム

災害を受けたときの所得税の軽減免除又は控除について

2016年5月 2日 15:50 |

地震等の災害について税制上の特別措置がありますので、災害を受けられた際には、

確定申告時に是非ご検討ください。

なお、下記(1)及び(2)は選択適用となっており、記載した内容以外にも一定の要件が

ありますので、詳しくは弊社までご相談ください。



《具体的な内容について (平成28年4月20日現在の法令等に基づいています。)  

_________________________________________


 (1)災害減免法による所得税の軽減免除


災害によって受けた住宅や家財の損害金額(保険金などにより補てんされる金額を除きます。)が

その時価の2分の1以上で、かつ、災害にあった年の所得金額の合計額が1,000万円以下のときに

おいて、その災害による損失額について雑損控除を受けない場合は、災害減免法によりその年の

所得税が次のように軽減されるか又は免除されます。


┌───────────────┬──────────────┐

│所得金額の合計        │軽減又は免除される所得税の額│

├───────────────┼──────────────┤

│500万円以下        │所得税の額の全額            │

├───────────────┼──────────────┤

│500万円超750万円以下  │所得税の額の2分の1         │

├───────────────┼──────────────┤

│750万円超1,000万円以下│所得税の額の4分の1         │

└───────────────┴──────────────┘



┌───────────────┬──────────────┐
│所得金額の合計        │軽減又は免除される所得税の額│
├───────────────┼──────────────┤
│500万円以下        │所得税の額の全額           │
├───────────────┼──────────────┤
│500万円超750万円以下  │所得税の額の2分の1        │
├───────────────┼──────────────┤
│750万円超1,000万円以下│所得税の額の4分の1        │
└───────────────┴──────────────┘

(2)災害や盗難などで資産に損害を受けたとき(雑損控除)


災害又は盗難によって、資産について損害を受けた場合等には、一定の金額の所得控除を受ける

ことができます。これを雑損控除といいます。


①資産の要件

損害を受けた資産が次のいずれにも当てはまること。  


(イ)資産の所有者が次のいずれかであること。

㋑納税者

㋺納税者と生計を一にする配偶者やその他の親族で、その年の総所得金額等が38万円以下の者。


(ロ)棚卸資産若しくは事業用固定資産等又は生活に通常必要でない資産(例:別荘、貴金属など)の

いずれにも該当しない資産であること。



②雑損控除として控除できる金額

次の二つのうちいずれか多い方の金額です。          

(イ)(差引損失額)-(総所得金額等)×10%

(ロ)(差引損失額のうち災害関連支出の金額)-5万円


(注1)損失額が大きくてその年の所得金額から控除しきれない場合には、翌年以後(3年間が限度)

繰り越して、各年の所得金額から控除することができます。

なお、雑損控除は他の所得控除に先だって控除することとなっています。

(注2)差引損失額=(損害金額+災害等に関連したやむを得ない支出の金額)

-保険金などにより補てんされる金額


 

 

 

《おわりに》

_________________________________________


税制での補助は限定的になると思われますが、微力ながら、家計、企業の資金繰り等に

貢献できれば幸いです。

 

 


page top↑
メインページへ


クライアントレポート 絆の絆 クライアントレポート 絆の絆:私たち税理士法人 絆のクライアント様のご紹介
知っ得コラム 知っ得コラム:知っているとお得な、なるほどコラム

熊本の税理士・税理士法人 絆は財務のコンサルティング・財務・会計などをおこなう税理士事務所です。「数字を経営に役立てることは できないか」「もっと提案型の会計事務所はないのか」「万全の状態で決算に望みたい」、そんなお客様のため、税理士法人 絆は「財務コンサル 力」「企業再生力」「事業継承力」の3つの力をフル活用してお客様の永続発展のためプロとしてのお仕事をさせていただきます。お客様の夢や理想を聞かせて 下さい。私たちが精一杯お手伝いさせていただきます。